2014年1月10日金曜日

Scheme Eugene

今日までユーロスペースでレイトショー上映されていた『消えたシモン・ヴェルネール』。
2011年のフランス映画祭で観た同作が、今になって不意に劇場公開というので驚いた。

そして、『桐島、部活やめるってよ』に言及する感想が洩れ聞こえてきたりすると、『桐島』を観る前年に観ていた自分の印象とはだいぶ違うような気もして、「通過する」ことで見えてくること見えなくなることってあるんだな、と実感。『消えた~』には『エレファント』の顕著な影響(模倣)を見出してしまって入り込めなかった私だが、『桐島』ではほとんど『エレファント』のことは頭をよぎらなかったりもしたし、通過してても人それぞれではあるんだろうけれど。

で、久しぶりに『桐島』のこと想い出したりしてた矢先に、ちょっと前のプレイリストとか眺めていたら、5年前の冬のマイ・ヘビロテ・ソングにしみじみ。Red Light Companyというデビューしたてのバンドの3枚目のシングル。そのミュージック・ビデオが、今見直すとまさに『桐島』と重なるところがあったので。



ハマったのはこの曲くらいだったんだけど、そういえばその後全然名前聞かないな・・・と思って調べてみれば、アルバム1枚で解散してたんだね。2009年のサマソニに出たりもしたらしいけど、その時の映像を観ると文化祭レベルで閉口・・・。この時期のUKバンドってアルバム1・2枚で解散しちゃうバンドが多かったよな。The Upper Roomとか、Boy Kill Boyとか、Mumm-Raとか・・・。と思ったら、Mumm-Raって去年復活したみたい

それでは、再結成を祝して。