2015年1月26日月曜日

『ジミーとジョルジュ』は、シネスコじゃないの?

シアターイメージフォーラムで、アルノー・デプレシャンの新作(といっても、2013年の作品)『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』を観たんだけど、てっきりシネスコ作品だと思っていたので、スクリーンマスクが移動しないまま本篇が始まった時には「ミニシアターまで、スクリーンマスクの移動をやめちゃうようになったのか・・・」と暗澹たる思いに突き落とされたのも束の間、ビスタ上映だったという・・・。

まぁ、IMDbも情報の誤りあるし、『預言者』とか『グッバイ・ファーストラブ』とかビスタでも冴えまくるステファーヌ・フォンテーヌ(撮影)だから、「本当はビスタだったんだな」と訝ることなく素直に映画を堪能しました。イメフォにしては極めて珍しく快適な場内だったし(笑)

でも、やっぱり気になって帰宅後検索してみると・・・実際にデプレシャン本人が「シネマスコープでの撮影を選択した」と語っている・・・。

海外版の予告は確かにシネスコだけど、日本の公式サイトなんかの予告はビスタだし。チラシにもサイトにもパンフにも、スクリーンサイズに関する情報は一切掲載されていないのも、なんか引っかかる・・・。

映画自体が実に素晴らしかっただけに、そしてデプレシャン作品なだけに、真相(というか、事情?)が気になる。